ご挨拶
「看護の心」 看護の役割をいっしょにみつけましょう。

看護が語れる看護部でありたい。
看護にこだわり続ける看護部でありたい。
私たちの実践した看護は、ほんとうに看護なのか。
何が看護であり、何が看護でないのか。
私たちの看護に、貴方の「看護の心」を下さい。
2024年度 看護部のまとめ
2024年度は上記の方針のもと「専門職として責任を持ち役割遂行力を発揮し、看護を実践する」を目標に立て各部署で看護を取り組んでまいりました。
看護部方針でも挙げている通り、当院は変化の時を迎えています。看護師体制の厳しい中で自分達が目指す堀川病院とは何かと常に問いながら活動した1年であったと感じます。患者様の安全を優先に看護部一同頑張ってまいりました。看護師体制の問題や変化する病院体制の中でチーム活動時間が確保できない中でも、看護部として部署を超えて応援機能をフル活用しながら看護の質を担保してまいりました。また、外国人ケアワーカーの雇用導入に伴い外国人と協働して働くことの心得なども学習し受け入れの準備を整えていきました。言葉の壁はありましたが、大切な人材であることを感じました。
10月には訪問診療体制が変化し役割拡大しました。スタッフの増員もあり、地域ニーズに合う在宅医療を提供できる体制になりました。
本当に看護部が一致団結して取り組んだ1年でした。看護部長として、変化に強い看護部に一歩近づいたことを実感しています。
各部署の評価はA~Bでしたが、内容には記載できない看護は各部署で各個人が取り組めていたからこそ看護の質が担保できたのだと考えています。
今後少子高齢化が加速していく時代に、看護を必要とする地域の方が増大すると予測されています。当院は地域包括ケアシステムに参画する地域に根ざした病院であります。二次救急から在宅まで、患者様が求めるニーズとは何かを考えながら成長していきたいと考えます。さらに、看護部体制が厳しく中では、病院全体でタスクシフト・シェアを進めながら、看護の専門性を追求していく看護部を築いていこうと思います。
2025年度 看護部基本方針

変化する組織と共に変化に柔軟で専門性が発揮できる看護部へ成長する
1 「医療や看護を受ける高齢者の尊厳を守るためのガイドライン」を実践する
- 身体拘束を必要としない環境をつくる
- 5つの基本的ケアを徹底する(起きる・食べる・排泄する・清潔にする・活動する)
2 新クリニカルラダーを導入し看護の質を担保する
- eラーニング導入で学習環境を整備し学習する習慣を定着させる
- 一人ひとりが考えて行動する習慣を定着させる
3 タスクシフト・シェア促進の為、各部署で看護の専門性を考えた業務の効率化を図る
2025年度 看護部目標
専門職として力を発揮し、対象者の利益となる看護を実践する
看護部理念
私たちは、看護を必要とする個人、家族、地域の方々に、
継続した看護と責任ある看護を提供します。