ブライダル検診

ブライダル検診は最近では万全な体調で妊娠に臨みたい女性が積極的に受けるようになりました。
ご結婚を予定している方「妊娠するなら何年後」というように妊娠時期をお考えの方はブライダル検診をお受けになって将来の生活設計をたてられてはいかがでしょう。

基本セット ￥25,000

• 婦人科医師による内診・超音波検査
  子宮や卵巣の発育状態や妊娠が可能かどうかなど、また子宮筋腫や子宮内膜症など子宮の病気や、卵巣の病気がないかなどを調べます。
• 子宮頸がん検診
  細胞診は子宮膣部と頸部2ヶ所より細胞を摂取し、顕微鏡で調べます。
• 膣分泌物検査
  膣の中に病気を起こす菌がいないかを調べます。
• クラミジア検査
  最近急増している性感染症で、主に性交により感染しますが、知らないうちに感染していることもあります。合併症を起こすと子宮頚管炎や卵管炎を、また男性の場合は尿道炎を引き起こして不妊症や異常妊娠の原因になることもあります。

感染症オプション（採血） ①＋②で￥30,000円

※感染症オプションのみの検査は出来ません。

• 梅毒検査（TP-Ab）
  梅毒はトリボネーマ・パリーダムという微生物による性感染症です。性交だけでなく、胎盤を通じて胎児に感染することもあるので、妊娠前には欠かせない検査です。
• HBs抗原検査
  B型肝炎ウイルスの感染を調べる検査。分娩時の母子感染を防ぐためにも欠かせない検査です。
• HCV抗体検査
  C型肝炎ウイルスの感染を調べる検査.キャリアでも日常生活に支障はありませんが、慢性肝炎や肝硬変に移行する可能性がありますから、規則正しい生活を心がけるとと毛に、定期的な管理を行うことが大切です。
• 風疹抗体簡易測定
  風疹ウイルスの免疫（抗体）の有無を調べる検査です。妊娠中に風疹にかかると、胎児に感染して、重症になると心臓奇形、聴力障害、白内障、発達障害などの先天性異常が起こることがあります。(奇形児が生まれる割合は約40%と言われています)特に、昭和54年4月～62年9月生まれの方は予防接種率が低いため免疫のない女性が多いので注意が必要です。
  尚、抗体がない場合にはワクチンを接種しますが、抗体ができるまでには約2ヶ月かかりますから、妊娠までに十分な間隔が必要となります。
• HIV1.2抗体価（簡易検査）
  HlV（エイズ）に感染していないかを調べます。陽性となった場合は専門の医療機関をご紹介いたします。
• HTLV-1抗体価
  成人T細胞白血病（ATL）の原因となるウイルスです。主に母子感染（胎内感染・母乳感染）・夫婦間感染でみられます。

ブライダル検診の流れ

• 健康管理部にて受付（確認書のご記入）
• 金曜日に①基本セット：婦人科受診＋②採血（感染症オプション）（9：00～11：00受付）
• 健康管理部にて お支払い、次回のご予約
• ご来院にて結果説明（証明書をお渡しいたます。）
  • ①基本セットのみの場合　約2週間後にご来院
  • ①基本セット＋②の場合　11日後にご来院（火）

当院では子宮頸がん予防ワクチンも実施しています。ブライダル検診とセットで受けていただくこともできます。ご希望の方はご相談ください